「チバニアン」 読売KoDoMo新聞から考える  2017.07.20

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「チバニアン」 読売KoDoMo新聞から考える  2017.07.20

2017/07/20 「チバニアン」 読売KoDoMo新聞から考える  2017.07.20

「学び・舎」の正式OPENまでの間、
スクールでどのように五感を使った体験を含めた学びを展開していくのか、
実際の新聞記事やニュース等を利用して連載していきます。

 

今日の読売KoDoMo新聞の一面は「チバニアン」です。

 

千葉県市原市の養老川沿いにある崖で、
約77万年前(石器時代だと想定されている)に起こったとされる
地磁気(N極とS極)の逆転を示す地層があります。

 

地層に含まれる鉱物の磁力を調べると
N極とS極が逆さまになっているそうです。

 

この極の反転は「ポールシフト」と呼ばれていますが、
これまでの研究によると360万年のあいだに
11回のポールシフトが起こっていたようです。

 

計算上では360年に11回の頻度で起こる現象ですので、
約33万年に1回の割合でポールシフトが起こることになります。
前回が77万年前ということは・・・
《ポールシフトが起こると何か問題があるのか?!》
地磁気が逆転する間は地磁気が弱まるため、
宇宙や太陽からの強いエネルギーの影響を受けやすくなり、
世界中でオーロラが見えるようになる、電子機器が使えなくなる、
といったことが言われています。

 

それだけではなく、生態系にも深刻な影響があるといわれており・・・

 

このポールシフトの原理やそれによる影響はどのようなことがあるのか、
スクール生のワークショップは非常に楽しみですね。

 

もちろん、この現象に詳しい専門家の方に登壇いただき、
より具体的にわかりやすく話をしてもらえると、より引き付けられますし、
実際に”チバニアン”の地層も見に行けるとより学びが深まることでしょう!

 

【導入】
地磁気ってなんだ?
大気圏について

 

【調べ学習】
・磁気とはどのようなものか
・宇宙や太陽からのエネルギー
・大気圏の構造や役割
・オーロラとは
・ポールシフトの歴史
・地磁気が弱くなるとどのような影響があるか

 

【気づき・まとめ・発表】
・どのようなことに関心を持ったか
・関心を持った結果どのようなことを調べてみたのか
・調べてみた結果どのようなことがわかったか(どのように感じたか)
・わかったことや感じたことから今度はどのようなことに取り組んでみたいか

 

【見学・体験の候補地】
・「チバニアン」の地層
・気象庁 地磁気観測所
・京都大学大学院 地磁気世界資料解析センター

 

※学び・舎では、
・読売KoDoMo新聞
・読売中高生新聞
・ジュニアエラ
を定期購読しています。

 

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