学習の意欲を掻き立てるもの

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学習の意欲を掻き立てるもの

2017/06/12 学習の意欲を掻き立てるもの

そろそろご家庭でも夏休みの予定について話題が出始める頃かと思います。
海や山、海外旅行、帰省、など、休みがあればこそ
行けるところがたくさんあります。

 

恐らく子どもたちも何となく感じているのではないでしょうか。

 

私が小学生の頃は、梅雨のジトジトした中にある暑さに
夏の到来を感じてワクワクしていたものです。

 

ましてや、小学校での給食が終わり短時間授業になると
それはそれはもう夏休みが目の前に来たことに対して
本当に興奮していたことを今でも思い出します。

 

しかし、その興奮冷めやらぬうちに夏休みの課題が配布され、
一気に冷静さを取り戻す以上に気分が急降下していました。

 

「長い夏休みの間に終わらせればいいんでしょ!」 という、
子どもならではの常套句がありますが、
このように考えているうちは夏休みの間に終わった試しがありません。
同じようなご経験をされた方も以外に多いのではないでしょうか。

 

計画的に物事を進められるようになるためには、
普段から計画的に物事を進めていく習慣形成が必要です。
計画的に進められることは大人になっても必要な力ですし、
今から培っておいて得することはあっても損することはありません。

 

それでは、どのように計画的な学習計画を立てられるようになるのでしょうか。

 

実は、この計画的な物事の進め方には、
大人にも子供にも大差はないのではないでしょうか。

 

好きこそものの上手なれ

 

といった諺がありますが、
好きだからこそ熱中できる、集中できる、のめりこんでいく、
という姿勢が自然に生まれます。
この熱中や集中、のめりこむ姿勢こそが
継続的な行動となって現れてきます。

 

つまり、「好き=上手」という等式を成立させるために、
この等式の間に「好き=(熱中・集中・反復)=上手(になっていく)」という
隠れた意味があるはずです。

 

文字通り、好きだから上手になっていくのですが、
意味的には上手になるための段階を
好きだからこそ自ら求めていく行動の工程があると考えています。

 

「勉強しなさい!」
と言われて子どもが勉強を始めても、
怒られて不愉快なな思いをしながらの勉強ですので、
残念ですが間違いなく身についていません。

 

勉強している内容が身についていくためには、
興味・関心があり自ら熱中して集中し前のめりになる必要があります。

 

このような子どもの学習環境をどの程度まで整えられるか、これが肝です。

 

もちろん、自ら毎日の勉強に勤しんでいる子どもたちも多いはずです。
「勉強しなくちゃ!」だけでの勉強では「勉強ってつまらないけど」という
疑念が残ったままです。

 

大人は必要に迫られると、つまらないとわかっていても
その必要性の度合いに応じて勉強をできますが、
まだまだ子どもたち自身にそのような判断は難しいはずです。

 

日常の勉強と遊びがリンクすると、それは勉強ではなく”遊び”になります。
子どもの遊びは必ず勝ち負けが伴いますので、
遊びに勝つために多くのことを覚えようと頑張ります。

 

この貪欲に勝ちを求める時の子どものエネルギーたるや
計り知れない可能性を秘めているはずです。

 

最近では様々な知育玩具が販売されており、
それらを使って小さいうちから様々なことを覚えられる
家庭環境を作ってあげることも大切なことです。

 

さらに言えば、その家庭環境を作ってあげる際には、
「買ってあげる」ではなく「作ってあげる」ということ、
あるいは「一緒に作る」という親子の共同作業が
実は親子関係の構築とともに学習意欲を掻き立てる
大きなきっかけになるのではないかと思います。

 

「学び・舎」では、夏休みの自由研究講座を開設しました。
たくさんのお子さんに来ていただきたいと思っていますが、
目新しい自由研究は追求しません。

 

ご家庭でも製作可能なテーマや材料を使い、
子どもたちが必要に応じて自分で作ってみたり、
あるいは、親子で一緒に作ってみたりできる自由研究です。

 

自分で作ったものが、後々の勉強への足掛かりとなり、
既製品に頼らずに自ら勉強の材料を準備できるように
意識が働いてくれることを期待して自由研究講座を開設します。

 

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